掛布雅之さんといえば阪神タイガースの功労者でもあり、ミスタータイガースとも言える人物です。
掛布さんはテレビ番組等にもかなり出演されていますし、野球解説者としての実力もすごいということは誰もが認めているところだと思います。
往年のファンから現在の虎党まで、数多くの人に愛されています。
そんな掛布雅之さんの若い頃や現在は病気?監督になれないのはなぜなのかについて調べてみました。
掛布雅之の現在は病気?
出典:YouTube
掛布雅之さんが病気という噂があります。
金本監督時代に2年間2軍監督を務め、その後阪神球団とレジェンドテラーとして契約した時期もありましたが、今は球団との契約はなく野球評論家として活躍し最近ではyou tuberデビューを果たしています。
一説には週に3回人工透析を受けているという噂もありますが、テレビなどに出演した際には評論家として熱弁を振るっておられます。
ちゃんと対談もできております。
YouTubeチャンネル掛布雅之の憧球では定期的に情報発信もされています。
もちろんご高齢にともない、どんどん不調も増えてくると思いますが、まだまだ元気にやられているということがわかると思います。
掛布雅之は若い頃からすごかったが挫折もした
習志野高校の2年生の時には甲子園に4番遊撃手として出場するも1回戦で東洋大姫路に破れました。
学生時代からNPB入りを希望していましたが、その後は出場出来なかったために注目されなかったようです。
決して体が大きくなかったためにプロ野球関係者の目にはなかなか留まりませんでした。
実父がつてをたどって阪神タイガースの入団テストを受けることが出来て、ドラフト6位で入団出来ることが出来ました。
実はドラフト下位指名だったのですね。
それでも1年目から1軍に上がることが出来て、3年目には同期1位入団の佐野選手とのポジション争いに勝って3塁手のレギュラーを獲得し、長く4番打者を務め以後33歳で退団するまで3塁を守り続けました。
あっという間にスター街道を駆け上がったのですが、イケメンとは言えなかったです。
それでもスター選手ですから女性には結構モテモテだったに違いありません。
掛布雅之は若い頃のせいで監督になれない?
そんな掛布さんは実績も実力もつけてきたのになぜ長年監督になれなかったのでしょうか?
自分自身、掛布さんと江川さんがずっと解説ばかりしていて、監督になれなかったのが非常に謎だったのですが
二人ともやらかしてしまっていたのだと。
掛布雅之は若い頃やらかした
掛布氏の野球評論は以前から評価が高く、監督に就任しても全く不思議はないのですが、巡り合わせが悪く縁がありませんでした。
現役時代は阪神タイガース一筋でスター選手であり続けましたが、色々なことがありました。
まずは、結婚披露宴を東京で行ったことが阪神電鉄上層部の心証を悪くすることになりました。
なぜ掛布さんは結婚披露宴を東京で行ったのか不明なのですが、本拠地以外で行う理由を考えてみました。
新たな場所での特別な体験だったり、ゲストの利便性などを考えたうえでの東京だったのかもしれません。
しかしながら、やはり地元を無視してしまったのはまずいです。
特に関西の阪神と、関東の巨人というのも昔の時代では言い訳にもならなかったのかと想像できます。
こうなると、事態は悪い方へ展開してしまった感があります。現役の晩年に飲酒運転で捕まったことも縁遠くなった一因だったでしょう。これについては球団社長や監督に報告がないままだったのでさらに悪化してしまうのでした。
一度の失敗が数十年にわたり引きずってしまうということです。
その後は、事業で失敗して生活苦に陥ったこともあり、なかなか監督、コーチとして招聘されるチャンスがなく、金本監督下での2軍監督が初めての指導者就任となりました。
これまでに千葉出身であることから千葉ロッテの監督候補に名前が挙がったこともありましたが、長く指導者経験がなかったことがネックとなり招聘されることはありませんでした。縁がなかったとしか言いようがないということではないでしょうか?
とはいうものの、ミスタータイガースとして多くの野球少年たちに影響を与えてきたのは事実です。
本業の指導者としての出世は立たれているかもしれませんが、これからも掛布節は語り継がれていくことでしょう。
石出奈々子さんという芸人さんは掛布さんをネタにしたかけふ~というセリフで笑いを取られています。
【虹の黄昏 お楽しみ会】
かまぼこさんと石出奈々子さんのセッション「…アハハ…アハハ…掛布…」 pic.twitter.com/JgMfanSWFs
— カズヒト (@balance0928) April 29, 2017
特に2023年は阪神が18年ぶりのリーグ優勝ということで掛布さんも非常に喜んでいることがうかがえます。
決して過去の大選手ということだけではなく、若い世代にもまだまだ知られてほしい人ですね。