昨年12月に行われたプロボクシングWBA・WBC・IBF・WBO世界バンタム級王座統一戦で、井上尚弥選手が、史上9人目、アジア人では初めて4団体統一王者になりました。
井上尚弥選手は、現在24戦24勝(21KO)無敗、2014年に日本人最速の6戦目でライトフライ級世界王者になって以来、スーパーフライ級、バンタム級と3階級を制覇し、米国リング誌が認定する全階級を通じたランキング「パウンド・フォー・パウンド」で1位にランクされ(2023年1月時点ではヘビー級3団体王者オレクサンドル・ウシクに次いで2位)、バンタム級4団体統一を経て、去る1月13日には1階級上のスーパーバンタム級での王者を目指して統一王者を返上しました。
これからは階級を上げてスーパーバンタム級を主戦場とする井上尚弥選手の体格や筋肉についてまとめていきます。
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井上尚弥の身長体重は?
井上尚弥選手の身長は165㎝、通常体重は63~64kgです。
バンタム級で戦った元WBO王者ポール・バトラーが168cm、元WBC王者ノニト・ドネアが170cm、これから戦おうとする現WBC・WBO世界スーパーバンタム級統一王者スティーブン・フルトンが169cm、現WBA・IBF世界スーパーバンタム級統一王者ムラドジャン・アフマダリエフが166cmとなっています。
身長では井上尚弥選手は若干低めですが、対戦相手の身長は今までとこれからとではそれほど変わらないので身長面で特段不利になることはあまりないと考えられます。
体重は、井上尚弥選手がこれまで戦ってきたバンタム級のリミットは53.52kgですので、試合になると10kg程度減量をしていたことになります。
これから戦うスーパーバンタム級のリミットは55.34kgですので、これからは、8kg程度の減量となります。
かつての世界チャンピオンである渡嘉敷勝男さん(トカちゃん)によると減量は最後の数キロがなかなか落ちないということなので、階級を上げることによって減量が楽になり体へのダメージも少なくなると考えられます。
ちなみに身長が低くても格闘技が強い人の特徴については以下のようなものがあります。
- 素早い動き: 身長が低いため、足が短く、大きな動きをするよりも素早い小さな動きをすることができます。
- 低い姿勢: 身長が低いため、低い姿勢をとることができ、敵からのパンチやキックを避けやすくなります。
- 巧みなグラップリング技: 身長が低いため、敵の腰や足を掴みやすく、グラップリング技が威力を発揮しやすくなります。
- 体格の緻密さ: 身長が低いため、身体が緻密で筋肉が密集していることが多いです。
- 意外性: 身長が低いため、敵が予想しにくい攻撃をすることができます。
- 運動神経 : 身長が低いため多くの動きをすることで運動神経が優れていることが多いです。
個人的に身長が低くて格闘技が上手い人でイメージがあるのはV6の岡田准一さんんです。
井上尚弥の筋肉は?
井上尚弥選手のプロデビューはリミット48.97kgのライトフライ級です。
これから挑むスーパーバンタム級はリミット55.34kgで6.3kg程度の増量となります。
2021年から、世界3階級制覇王者だった八重樫東さんが井上尚弥選手のフィジカルトレーナーとなってスーパーバンタム級で戦うための準備をしてきているので、筋肉も上の階級でフィットすると考えられます。
以上から、井上尚弥選手はスーパーバンタム級に階級を上げても連勝街道を進む(しかもKOで?)と思います。
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