高知高校の森木大智投手
高身長から投げ出されるフォームでストレートの威力はもちろん多彩な変化球と球種を持っています。ただこの森木投手は怪我をしてしまいました。
今後ドラフトへの影響等はあるのか調べて見ました。
森木大智の身長とフォームのバランス
森木投手は184 cmという恵まれた身長とバランスの良いフォームが特徴でスカウトの目にも止まっています。
高知の森木大智と大阪桐蔭の初対決に12球団49人のスカウトが集結
ソフトバンク・永井スカウト部長「フォームのバランスがいい。力を入れても、力が伝わっている。球の勢いも落ちない。上位は間違いない」
スポーツ報知 https://t.co/svgePxNHAc— ただのハイチュウ (@HSw9Lu4SUmwN1gL) July 4, 2021
森木大智の変化球と球種と怪我の影響はある?
森木大智投手は中学3年生時点で150h/kmの速球を投げ全国的に非常に注目された選手です。
よく伸び悩みといわれますが主な要因として高校1年生秋ごろに右肘を怪我をしてしまったことが大きな要因となっています。
怪我の影響で打者1人の登板に終わったという現実に本人も大きなショックを受けたようです。
投手は肩や肘に負担がかかりますが、特に変化球による故障も多いです。
森木投手の変化球の球種としてはスライダー、カーブ、チェンジアップ、スプリット、ツーシームを投球します。
森木投手はフォークを投げずにチェンジアップやスプリット(SFF)を投球します。
SFFは大学野球の指導者が「負担の軽いフォーク」として考え出されました。
森木投手も怪我をしたくないからフォークではなくこの球を選んだのかもしれません。
しかしながら変化球の中で一番故障が多いのはスライダーです。
2002年にアメリカでスライダーは野球肘や野球肩のリスクが高いという調査が発表。
またスライダーを投げているつもりでなくても結果的に球がスライダー回転になってしまっていると怪我のリスクが高まってしまうそう。
森木投手がどういう経緯で故障してしまったのかを詳しく書かれているものがなかったので詳細は不明ですが、変化球によるものと推測するのが妥当だと考えられます。
予防法がスライダーを投げないことというそれじゃ投手ができない。
プロ野球選手に対する野球肘の考察。内側側副靭帯損傷の最大の原因はスライダー。スライダーを投げるときにやや前腕回外位になるために負担が大きく、これを長年投げ続けることによって金属疲労のようにストレスが蓄積し最後は靭帯が断裂。手術で治す運命に。予防法はスライダーを投げないことかなぁ。
— 高井戸整骨院 (@slap_lesion) November 13, 2011
あの伝説の高速スライダーを操った伊藤智仁投手もスライダーの投げすぎで故障したという噂もあります。
森木投手は今後プロへ向けて身長な調整をしていっていただけたらと思います。
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